三日かかって僕と班長はみんなのお墓を作った。

たくさん体をうごかして疲れたせいだと思ってたけど
なんだかそうじゃなくておなかがきもちわるい。
そうしているうちに気が付いたらパンツに血がいっぱい
ついていて、僕はとてもこわくなって、でもなぜだか班長に
言えなかった。僕は死んじゃうのかな。

三日目になっても血はとまらなくて、僕はおそるおそる班長に
このことをうちあけた。そうしたら班長はしどろもどろに
なりながら説明してくれた。
そういえば男子と女子がべつべつに授業を受けていたことが
あったっけ。僕はどっちにも入れなくて、パパもママも
何も教えてくれなくて、だから知らなかったけど……………

あれ?班長、じゃあ僕は女の子なの…?

夜中に目をさましたら僕の服ははんぶん脱がされて、班長が
おおいかぶさっていた。
今まで見せたこともない班長の表情が正直僕はこわかったの
だけれど、どうしてだろう、いやじゃなかった。
…ううん、むしろ班長が何をするつもりかわかっていても、
僕はうれしかったんだ。
だって僕は班長のことがずっとずっと好きだったんだから。

どんなふうにしたのか、どんな感じだったのか、もうよく
わからない。
おなかの奥がじんじんして熱くてまだなにかがそこに入っている
みたいだった。
「ニコ、血が…」
班長がひどく心配そうな目で僕の足の間をのぞきこむ。
僕はふくらんで赤くなっているおちんちんを手でかくした。
「ごめんね…僕なんかが相手で……」
どうしてだろう、くちびるが震えてうまく言葉にならない。

僕はとなりのクラスのきれいな女の子のことを思い出していた。
班長とはとても仲がよくて、何度か一緒に遊びに行ったことも
あるって聞いている。
ほんとなら班長のとなりにいるのはあの子だったはずなのに。

班長はなにも言わずに僕をぎゅっと抱き締めた。
彼がどんな表情をしてるのか、僕にはわからなかった。

+マエ+ +モドル+ +ツギ+


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